VMworld2019 US General Session
8/26、8/27とGeneral Session で聞いたことを、メモ代わりにブログに更新します。
(私の低レベルな英語力の理解なので、違っていたらあとで訂正します。)
一番重要な発表として、VMware Tanzu かと思います。
簡単に言うとvSphere上で、Kubernetesのクラスタを管理できるようになるようです。
通常、Kubernetesは物理サーバやVM上のLinuxなどの上で実行されますが、vSphere上でKubernetesをそのまま実行できるようになり、vCenterからも管理できるようになるようです。
vSphere上で直接Kubernetesが動く効果としては、VM上のLinuxで動かすより30%高速で、物理サーバより8%高速になるそうです。
今後、コンテナ化が進んでいくにあたり、“新しくコンテナで作られるアプリや既存システムからコンテナへ移行されるアプリ”と“従来のままVM上で動かすアプリ”が混在されていくことが予想されます。
そう言った環境の中で、今回のTanzuは運用面で非常にメリット出てくると思いました。
インフラ管理者としては、コンテナとVMを別々の仕組みで管理した場合に、人もリソースも増えてしまい、運用コストが増加されることが懸念されますが、これをvCenterや各VMwareのプロダクト、サードパーティーも含め、一元的に管理できるようになると、従来の運用管理の仕組みや人を活用しやすいと思いました。
Tanzuについては、日本に戻ってもウォッチし、評価検証もしていきたいと思います。
詳細は、GSのYoutubeやVMwareさんのニュース、各メディアの記事を読んで読んで頂くと良いかも。
ちなみに、今年のテーマは、"Make Your Mark"ということで、直訳すると、"あなたのマークを作る"ですが、同時通訳の方は、"爪痕を残しましょう"と訳していました。
私もVMUGや仕事で何らかの爪痕(功績?)を残していけるように頑張りたいと思いました。