経済安全保障とソブリンクラウドとVMware
こちらはvExperts Advent Calendar 2025 の12/11の記事です。
vExperts Advent Calendar 2025 - Adventar
今年は日本で今まで以上に安全保障が注目された年と思います。
来年以降は対策を具体化していくフェーズに入ってくると思い、安全保障を目的としているソブリンクラウドについて、求められている背景や関連法規など改めて調べてみました。
内容は私見です、間違いなどに気付いた方はご指摘頂けると助かります。
1.ソブリンクラウドとは
「ソブリン(Sovereign)」は英語で「君主」「主権者」「統治者」を意味し、そこから派生して「主権国家」や「独立国家」を指す言葉となっています。
「ソブリンクラウド」はデータ、ソフトウェア、サービスの主権を、国や組織が自らの確保しコントロールできるクラウドサービスを指します。
ただし、国や企業により定義が異なり、現時点で統一された定義は存在しないようです。
「ソブリンAI」、「ソブリンIT」などもデータやシステムなどの「主権」を確保してコントロールすることを目的にしています。
2.ソブリンクラウドが求められる主な背景
ソブリンクラウドは「経済安全保障」、「個人情報保護」などの法令順守を目的に利用することが主となります。
自組織でオンプレミス環境を作ることで確保することもできますが、運用管理の負担や柔軟な拡張、BCP対策などで、オンプレミスには限界があり、クラウド化の推進も必要となっています。
適用対象としてはクラウドサービスを利用したい以下のような組織になるかと思います
・政府機関
・医療機関
・金融機関
3.「経済安全保障」、「個人情報保護」などニーズの分析
〇経済安全保障推進法(日本)でのニーズ
経済安全保障推進法は、経済活動を通じて国家の安全保障を確保するため、2022年5月に成立した法律で、以下の4項目を柱としています。
1.重要物資の安定的な供給の確保(サプライチェーンの強靭化)
2.特定社会基盤役務(基幹インフラサービス)の安定的な提供の確保
3.先端的な重要技術の研究開発の促進
4.特許出願の非公開化
https://www.cao.go.jp/keizai_anzen_hosho/suishinhou/suishinhou.html
このうち、ソブリンクラウドに期待されているのは"1"、"2"が主となると思います。
1.重要物資の安定的な供給の確保(サプライチェーンの強靭化)
2.特定社会基盤役務(基幹インフラサービス)の安定的な提供の確保
クラウドサービスで使用するソフトウェア、ハードウェアの選定を国や組織が信頼して利用できるものにするだけでなく、人的なリソースに関してもスクリーニングが求められると思われます。
〇日本の個人情報保護法、EUのGDPRでのニーズ
個人情報保護観点でのニーズとしてはデータの国外移転や外国政府によるアクセスリスクへの懸念から生じています。
※後述する「CLOUD Act」の影響も大きいです。
・個人情報保護法(日本)、GDPR(EU)におけるニーズ
個人情報保護法(日本)では、第三者に提供する場合、原則として本人の同意が必要となります。また、移転先の国・地域における個人情報保護制度や、提供先が講じる保護措置について情報提供する義務があります。
GDPRは、EU域内の個人データの保護に関して世界で最も厳しい法律の一つです。特に、EU域外へのデータ移転(第三国移転)については厳格なルールがあります。
〇CLOUD Act(アメリカ)
米国で2018年に第一次トランプ政権で成立した法律です。国の法執行機関が犯罪捜査において、米国内に拠点を置くサービスプロバイダーに対し、データが米国内にあるか国外にあるかを問わず、令状や召喚状に基づいて当該データの開示を強制できる法律です。
Azure、AWS、GCPなどに置いてあるデータは日本国内だとしても、米国の捜査権限が及ぶことへの懸念が生じています。一方で政府機関、医療機関、金融機関などでは、情報の厳格な管理を法律で要求しているため、米国のクラウドサービスを利用した場合に法令を遵守できない懸念が出てきます。
実際に、CLOUD Actで開示請求された情報の一部はプロバイダーが透明性レポートとして公開しています。
- メガクラウド各社の CLOUD Act 関連データ要求件数(公表データ)
|
プロバイダー |
対象データ |
期間 |
件数(累積または特定期間) |
備考 |
|
米国外保存・非米国企業顧客のコンテンツデータ |
2018年3月〜2022年11月 |
12件 |
施行以来の累積件数 |
|
|
米国外保存・非米国企業顧客のコンテンツデータ |
2023年上半期 |
4件 |
半期ごとの報告に基づく |
|
|
米国外保存・非米国企業顧客のコンテンツデータ |
2024年下半期 |
5件 |
半期ごとの報告に基づく |
|
|
米国外保存・エンタープライズ/政府顧客のコンテンツデータ |
2020年〜2025年6月時点 |
0件 |
報告開始以来、開示実績なし |
|
|
CLOUD Actに特化した国外データの統計 |
不明 |
データなし |
透明性レポートでは総数のみ |
プロバイダー(AWS、GCP)によって、CLOUD Actと明記していない可能性もあるため、参考に2018年〜2024年の政府によるユーザーデータ開示請求件数の推移も記載します。
メガクラウド企業の法執行機関からのデータ開示請求件数(2018〜2024年)
|
年度 |
Microsoft(件数) |
Google(件数) |
Amazon(件数) |
|
2018 |
123,000 |
121,018 |
1,736 |
|
2019 |
137,000 |
165,889 |
3,222 |
|
2020 |
145,000 |
217,407 |
3,975 |
|
2021 |
156,000 |
303,236 |
4,975 |
|
2022 |
170,000 |
367,011 |
5,736 |
|
2023 |
182,000 |
428,083 |
6,421 |
|
2024 |
190,000(上半期のみ) |
482,235(通年) |
7,200(推定) |
参考情報
- Microsoft Government Requests Report
- Google Transparency Report – User Data Requests
- Amazon Law Enforcement Information Requests
米国政府からの開示請求の件数からも、ソブリンクラウドの必要性(データ主権・法的独立性)は今後も高まってくるのかと思います。
〇ガバメントクラウドとの違い
ちなみに「ガバメントクラウド」との違いも整理します。
「ガバメントクラウド」は、特定のユーザー(日本政府・自治体)のための「仕組み・インフラ」です。
「ソブリンクラウド」は「データ主権の確保」という特定の要件を満たすクラウドサービスになります。
比較表
|
項目 |
ガバメントクラウド (Government Cloud) |
|
|
目的 |
行政業務の効率化・標準化、コスト削減、迅速なシステム構築。 |
|
|
対象 |
政府、公共機関、金融・医療などの規制産業を含むすべての企業。 |
日本国の政府機関および地方自治体のみ。 |
|
提供形態 |
特定の要件(国内運用、国内法遵守など)を満たす認定基準やコンセプト。複数のベンダーが提供。 |
デジタル庁が主導する全国統一のクラウド基盤(AWS、Azure、Google Cloud、OCI、さくらクラウド等が選定)。 |
クラウド環境における「主権」の確保に焦点を当てています。データの物理的な所在地、運用管理者の国籍、他国の法律(CLOUD Actなど)の影響排除といった、法規制や安全保障に関わる厳しい要件を満たすクラウドサービスを指します。政府機関はもちろん、高い機密性を求める民間企業も対象となります。
・ガバメントクラウド
デジタル庁が推進する、日本政府・自治体専用のクラウド基盤を指します。目的は、各自治体でバラバラだった情報システムを共通の基盤に移行し、行政サービスの効率化とデータ連携の容易化を図ることにあります。
ガバメントクラウドの選定においては、セキュリティ要件は満たしていますが、必ずしも「純国産」である必要はなく、米国のメガクラウドベンダー(AWS、Azure、Google Cloudなど)も採用されています。
4.日本国内のソブリンクラウド
公開情報から日本国内の代表的なソブリンクラウドを比較してみました。
ただし、各社で2022年、2023年あたりの情報で具体的なもの少なかったです
〇国産クラウドの比較表
|
企業名 |
データの物理的所在地 |
法的管轄権・運用独立性 |
地政学リスク対応 |
事業継続性・信頼性 |
|
日本国内データセンター(例:印西DC) |
日本法人が運用・管理。他国法の影響を受けない構成も可能 |
ISMAP・ISO取得。暗号化・鍵管理など最新セキュリティ技術を継続導入 |
||
|
国内データセンター |
高度なセキュリティ・コンプライアンス体制。公共分野の実績多数 |
政府・金融向けに国内運用体制を構築。国外依存を最小化 |
長年の公共インフラ運用実績に基づく高信頼性 |
|
|
国内データセンター(OpenCanvas基盤) |
NTTグループ内での運用。国内法準拠 |
自治体・政府向けに特化した設計。国外依存を抑制 |
通信・ITインフラの全国展開による高可用性 |
|
|
国内クラウド(FJcloud-V) |
富士通グループが運用。国内法に準拠 |
SLA99.99%、24/365サポート体制 |
||
|
東京・石狩など国内DC |
日本法人が運用。国外法の影響を受けない |
国産クラウドとしてCLOUD Act等のリスクを回避 |
ガバメントクラウド認定。分散型DCで災害対策も強化 |
- データの物理的な所在地:全社ともに日本国内のデータセンターを利用し、国外へのデータ移転を制限。
- 法的管轄権と運用独立性:米国CLOUD Actなどの域外適用リスクを回避するため、日本法人による運用や国内法準拠を明示。
- 地政学的リスクへの対応:NECやさくらインターネットは、経済安全保障法や地政学的リスクに対応した構成を明記。
- 事業継続性と信頼性:ISMAP認証、SLA、冗長化、災害対策などを通じて高可用性を確保。
5.VMwareとソブリンクラウド
BroadCom社としても、VMware Sovereign Cloud Provider を日本国内でも展開しており、日本のクラウド事業者もパートナーとなっています。
VMware Sovereign Cloud Provider
- 株式会社日立製作所 (Hitachi)
国内で最初にVMwareソブリンクラウド・イニシアチブに参画。
https://www.hitachi.co.jp/products/it/harmonious/cloud/articles/sovereign/index.html
- サービス名例: Hitachi Private Cloud Platform with VMware Cloud Foundation など
- 主なメニュー/特徴:
- VMware Cloud Foundation (VCF) を基盤としたプライベートクラウド環境。
- 政府・金融・公共分野における長年の実績とノウハウを活かし、高いセキュリティとコンプライアンス要件に対応。
- データの所在地や運用管理に関する厳格な国内要件を満たす体制を構築。
- NTTデータグループ (NTT DATA)
グローバルな通信・ITインフラを持つNTTグループの一員として、広範なソリューションを提供しています。
https://www.nttdata.com/global/ja/news/information/2022/111400/
- 主なメニュー/特徴:
通信事業者や公共機関との取引が多く、高い信頼性が求められる分野での実績が豊富です。
NEC Private Cloud Infrastructure powered by VMware: ソリューション・サービス | NEC
- 主なメニュー/特徴:
国内大手ITベンダーとして、幅広い業種・業界へのクラウド導入実績を持ちます。
https://pfs.nifcloud.com/sovereign-cloud/
- 主なメニュー/特徴:
- VMwareを活用したプライベートクラウド構築・運用サービスを提供。
- 既存のオンプレミス環境からのスムーズな移行(リフト&シフト)を支援し、ハイブリッドクラウド構成にも柔軟に対応。
- 企業のDXを加速させるためのソブリンSaaS(Software as a Service)対応も推進しています。
「ホワイトクラウド ASPIRE」は、提供される機器をお客様専用の設備とするため、国内専有クラウドとして強い特徴を持っています。
https://www.softbank.jp/biz/news/cloud/20231026/
- 主なメニュー/特徴:
〇まとめ
ソブリンクラウドは、「データがどこにあるか」「誰がアクセスできるか」といった視点で、クラウド選びに新しい基準をもたらしています。国内のクラウド各社は、法的な独立性や地政学リスクへの備えを重視し、安心して使える環境を整えているのが特徴です。
また、VMwareを中心としたオンプレミス環境の価値も再評価されています。
特に、既存システムとの親和性や、自社での運用コントロールを重視する組織にとって、オンプレミスは「守りのIT」として再び注目を集めています。
これからは、クラウドとオンプレミスの“いいとこ取り”をしながら、「どこで、誰が、どう守るか」を意識したIT基盤づくりがますます重要になっていきそうです。
VMware Workstationで Nextcloud を動かしてみる
こちらはvExperts Advent Calendar 2023 の12/22の記事です。
最初に
Advent Calandar 2023に参加したときは、"VMware Explore 2023 Tokyo VMUG特別Session"か、"私のJob vMotion"でも書こうと思っていたのですが、新しい職場の知り合いの方から、「Nextcloudが面白そう」とお伺いしたので、お試しで作ってみました。
Ubuntuのインストール、ダウンロード含め2時間もあれば終わると思います。
(インストールやダウンロードの待ちも多いので、手を動かすのは30分~1時間。)
Nextcloudとは?
シンプル言うと、オンプレ上にBOXっぽいの作れちゃうオープンソースのようです。
環境
環境としては、こんなイメージです。
普段はNested ESXiにこういう環境作るのですが、そちらもリニューアル中のため、今回は VMware Workstation 上にUbuntu入れてみました。


1.事前準備
とりあえず、VMware Workstation上にUbuntuを入れます。
(ポチポチすればいけるので割愛)

2. Ubuntu最新化
Ubuntu を最新化するため、Terminalを開いて次のコマンドを実行します。
sudo apt upgrade -y
sudo apt update -y
sudo apt install build-essential pkg-config tcl -y

実行が終わったら、再起動します。
3.Apacheのインストールと設定
続いて、Apacheのインストールと設定をちょこちょこします。
sudo apt install apache2 -y
cd /etc/apache2/mods-available
sudo a2enmod rewrite

適当なエディタで /etc/apache2/sites-available/nextcloud.conf を作成します。

<VirtualHost *:80>
DocumentRoot /var/www/html/nextcloud/
ServerName "IPアドレス"
<Directory "/var/www/html/nextcloud/">
Require all granted
AllowOverride All
Options FollowSymLinks MultiViews
</Directory>
</VirtualHost>
Apacheの設定を有効化します。
cd /etc/apache2/sites-available/
sudo a2ensite nextcloud
sudo a2dissite 000-default

自動起動も有効化します。
sudo systemctl enable apache2
sudo systemctl start apache2
4.PHPのインストール
php8.1を入れます。(もっと新しいの入れればよかったかも)
sudo apt install php8.1 php8.1-curl php8.1-dom php8.1-gd php8.1-mbstring php8.1-zip php8.1-mysql php8.1-bz2 php8.1-intl php8.1-apcu php8.1-redis php8.1-imagick php8.1-bcmath php8.1-gmp -y
・割り当てメモリ増
sudo sed -i "s/^memory_limit = 128M/memory_limit = 512M/" /etc/php/8.1/apache2/php.ini
・PHPセッションの設定
sudo sed -i "s/^session.save_handler = files/session.save_handler = redis/" /etc/php/8.1/apache2/php.ini
sudo sed -i "s@^;session.save_path = "/var/lib/php/sessions"@session.save_path = "tcp://localhost:6379"@" /etc/php/8.1/apache2/php.ini
5.MariaDBのインストールと設定
・インストール
sudo apt install mariadb-server mariadb-client -y

・自動起動
sudo systemctl enable mariadb
sudo systemctl start mariadb
・セキュリティ設定
sudo mysql_secure_installation
→適当にパスワードとかつけてください。
・mysqlへのアカウント追加
sudo mysql -uroot ← root でログイン
nexcloudのDB用アカウント作成
--
CREATE DATABASE nextcloud DEFAULT CHARACTER SET utf8mb4;
CREATE USER 'nextcloud'@'localhost' IDENTIFIED BY 'nextcloud';
GRANT ALL ON nextcloud.* TO "nextcloud"@"localhost";
SHOW GRANTS FOR 'nextcloud'@'localhost';
--
6. Redisのインストール
以下をコピペしてTerminalで実行。
cd /tmp
wget http://download.redis.io/redis-stable.tar.gz
tar xf redis-stable.tar.gz
cd redis-stable
make
sudo make install
sudo adduser --system --group --no-create-home redis
sudo mkdir /etc/redis
sudo mkdir /var/log/redis
sudo mkdir /var/lib/redis
sudo chown redis:redis /etc/redis
sudo chown redis:redis /var/log/redis
sudo chown redis:redis /var/lib/redis
sudo chmod 770 /var/lib/redis
sudo cp redis.conf /etc/redis
sudo su -c "sed -e 's/^logfile .$/logfile "/var/log/redis/redis.log"/' -e 's/^dir .$/dir /var/lib/redis//' ./redis.conf > /etc/redis/redis.conf"

・自動起動の設定
/etc/systemd/system/redis.service を作成。
---
[Unit]
Description=Redis In-Memory Data Store
After=network.target
[Service]
User=redis
Group=redis
ExecStart=/usr/local/bin/redis-server /etc/redis/redis.conf
ExecStop=/usr/local/bin/redis-cli shutdown
Restart=always
[Install]
WantedBy=multi-user.target
---
・自動起動の設定
sudo systemctl enable redis
sudo systemctl start redis
7.Nextcloudのインストール
目的のNextcloudのインストールをはじめます。
最新版のURLはここから探せました。
https://download.nextcloud.com/server/releases/
Ubuntu上でTerminalを開いて次を実行します。
cd /tmp
wget https://download.nextcloud.com/server/releases/nextcloud-27.1.5.tar.bz2
tar xf nextcloud-27.1.5.tar.bz2
sudo mv nextcloud/ /var/www/html/
sudo mkdir /var/www/html/nextcloud/data
sudo chown -R www-data:www-data /var/www/html/nextcloud
上記後、ブラウザで対象仮想マシンのIPにアクセスするとNextcloudの画面にアクセスできます。
私の環境だと"192.168.58.31"

元のWindows11からもこんな感じでアクセスできます。
アクセスしたらこんな情報を入れて、インストール を押します。
Nextcloudの管理者アカウントとパスワード、MariaDBに作ったユーザー名とパスワード、ホスト名はlocalhost:3306 とか。

クリック後、5分程度でインストールが終わりました。
エラーや警告はありますがとりあえず管理者画面までこれたので今回はここまでとします。

少し触ってみて気になることがあれば追加投稿するかも。
ただ、ヤフオクでArubaの無線AP落としたので次はそっちかな?VMとの絡め方は決めてないけど。
VMware PowerCLIを使用したアプリケーション配布
〇今回のBlogの内容
vExperts Advent Calendar 2022 の12/22分の投稿です。
■VMware PowerCLIを使用したアプリケーション配布
VMware PowerCLIを使用したアプリケーション配布をご紹介します。

MSのConfiguration Managerなど有償ツールがなくとも、簡単にvSphere上のVMにアプリケーションを配布できます。
PowerCLIを使うメリットとしては、次です。
・コマンドライン、スクリプトで大量のVMを操作できる(GUIだと大量のVM管理は時間がかかる)
(ネットワーク経由の配布より短時間で確実に実行)
・隔離されたネットワーク環境でのパッチ適用
デメリットは、少しコマンドやスクリプトの知識が必要なぐらいです。
大規模環境のVMへの変更やデプロイ、VMotionなどもPowerCLIのほうが楽だったりします。
(今回はWindows10でやっていますが、Windows ServerやLinuxなどでも似たようなことは出来ます。)
■VMware PowerCLIのざっくり説明
前述のとおりコマンドラインで、VMの管理ができます。vCenter、ESXi自体の管理も可能です。
基本的には、vCenterに接続して使いますが、ESXiに直接接続して使うこともできます。

実際はもっといろんなことができるので詳しく知りたい方はこの辺を読んでみてください。
Online Documentation - PowerCLI User's Guide - VMware {code}
■実行の流れ
次のような流れでアプリケーションを配布できます。今回はMSパッチをタスクスケジュールも組み合わせて実行します。
①vCenterに接続
②VMにISOをマウント
③MSパッチ適用(タスクスケジュール)

■事前準備
事前準備としてこの辺が必要です。記事が長くなるので参考URLを見てください。
・接続元PCにPowerCLIをインストール
・MSパッチのダウンロード
・スクリプト作成
・ISO作成
〇接続元PCにPowerCLIをインストール
〇MSパッチのダウンロード
https://www.catalog.update.microsoft.com/Search.aspx?q
適用したいKBを検索してダウンロードします。

〇スクリプト準備
スクリプトは主に2種類です。
超シンプルなので、適当に書き換えてください。
スクリプト1: qu_install.bat (MSパッチ適用)
スクリプト2: sctasks202212181530.bat(タスクスケジュール設定)
・スクリプト1: qu_install.bat の中身
--
"D:\kb5020030x64.msu" /quiet /norestart
--
・スクリプト2: sctasks202212181530.bat の中身
--
schtasks /create /tn quinstall /tr "d:\qu_install.bat" /ru system /rl highest /F /sc once /st 15:30 /sd 2022/12/18
--
スクリプト2補足:”quinstall”というタスク名で”2022/12/18 15:30”に”d:\qu_install.bat”を開始する設定になっています。私の環境では負荷分散のため開始時間30分ずつずらした"sctasks202212181600.bat"、"sctasks202212181630.bat"も作っています。(開始時間をランダムにして分散もおすすめ)

〇ISO作成してVMFSへアップロード
MSパッチとスクリプトを固めてISOにして対象VMからアクセスできるVMFSへアップロードします。

〇対象VMの設定
・VMwareToolsのインストール(お決まりなので割愛)
今回、タスクスケジュールをログオフ中でも実行したいため、system権限を使用します。事前に対象VMのUACを無効化しますが、セキュリティ的には良くないので、評価環境など問題ないところで試してください。
※UAC無効化、有効化は、事前のマスタVMへの作りこみや少し手順を工夫すると、セキュリティ的な問題を回避するやり方がいくつかあります。今回は手順が複雑になるのでシンプルに無効化して説明します。
UAC無効化HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows
\CurrentVersion\policies\system\EnableLUA
データ: 0 = UAC無効
参考
■実際の手順
①vCenterに接続
②VMにISOをマウント
③MSパッチ適用(タスクスケジュール)
①vCenterへ接続
Powershellを起動し、Connect-VIServer でvCenterへ接続します。
Connect-VIServer -Server <vCenterのIPアドレス or FQDN> -User Administrator@vsphere.local -Password <パスワード>

②VMにISOをマウント
対象となるVMにMSパッチとスクリプトを入れたISOをマウントします。
Get-VM -Name <VM名> | Get-CDDrive| Set-CDDrive -Connected $true -IsoPath ' <ISOへのパス>' -Confirm:$false

実行例.
--
Get-VM -Name Win10_1 | Get-CDDrive| Set-CDDrive -Connected $true -IsoPath ' [datastore1] ISO/kb5020030x64_sc.iso' -Confirm:$false
Get-VM -Name Win10_2 | Get-CDDrive| Set-CDDrive -Connected $true -IsoPath ' [datastore1] ISO/kb5020030x64_sc.iso' -Confirm:$false
Get-VM -Name Win10_3 | Get-CDDrive| Set-CDDrive -Connected $true -IsoPath ' [datastore1] ISO/kb5020030x64_sc.iso' -Confirm:$false
--
③MSパッチ適用(タスクスケジュール)
ここでは、Invoke-VMScriptを使用したタスクスケジュールの登録を行います。
・変数設定
--
$sctasks1 = "d:\sctasks202212181530.bat”
$sctasks2 = "d:\sctasks202212181600.bat”
$sctasks3 = "d:\sctasks202212181630.bat”
--

・Invoke-VMScript実行例(Win10_1、Win10_2、Win10_3へ実行)
--
Invoke-VMScript -VM Win10_1 -GuestUser "<VM上の管理者アカウント>" -GuestPassword "<対象アカウントのパスワード>" -ScriptText $sctasks1
Invoke-VMScript -VM Win10_2 -GuestUser "<VM上の管理者アカウント>" -GuestPassword "<対象アカウントのパスワード>" -ScriptText $sctasks2
Invoke-VMScript -VM Win10_3 -GuestUser "<VM上の管理者アカウント>" -GuestPassword "<対象アカウントのパスワード>" -ScriptText $sctasks3
--
正しく、タスクスケジュールが設定できると次のように”成功”と戻ってきます。

実際にVMに入るとこんな感じでタスクスケジュールが作成されます。

指定の時間にタスクスケジュールが開始しインストールが始まるのを待ちましょう。
■実行結果確認
実行結果もPowerCLIで確認できます。
次の手順ではSysteminfoの実行結果を手元の端末にコピーします。
--
$systeminfo_win10_1 = "systeminfo > c:\d\Hotfix_win10_1.txt"
Invoke-VMScript -VM Win10_1 -GuestUser "<VM上の管理者アカウント>" -GuestPassword "<対象アカウントのパスワード>" -ScriptText $systeminfo_win10_1
Copy-VMGuestFile -GuestToLocal -VM win10_1 -GuestUser "<VM上の管理者アカウント>"-GuestPassword "<対象アカウントのパスワード>" -Source "c:\d\Hotfix_win10_1.txt" -Destination "E:\log\"
--

・PowerCLiを実行した端末のE:\log\ にこんな感じでファイルをもってこれます。

今回のKB5020030が適用されたことが確認できました。

■おまけ
登録したタスクスケジュール(今回だとquinstall)は時間を待たずとも実行することもできます。
実行例
--
$runtasks = "schtasks /Run /TN quinstall"
Invoke-VMScript -VM Win10_1 -GuestUser "<VM上の管理者アカウント>" -GuestPassword "<対象アカウントのパスワード>" -ScriptText $runtasks
--

VMware HOLで、Apache Log4j のワークアラウンド手順確認(PythonスクリプトをHOLへ持ち込み)
久しぶりのブログ更新は、恒例のvExperts Advent Calendarです。
今年(2021)は、12/22分を担当しました。
今回は、Apache Log4j のVCSA 脆弱性対策のワークアラウンドを例に、VMware HOLで外部から持ってきたスクリプト(Python)を実行してみます。
脆弱性対策が必要だが自前で検証環境が準備できない方におすすめです。

実際の手順は単純に、”SEND TEXT”で、HOL環境にテキストとしてコピーするだけです。
本来、HOL環境に外部からデータを持ち込むことはできませんが、この方法であれば、他のスクリプトもHOL環境に持ち込むことが可能です。
(エンコードなどは気を付けてください。)
試したKBはこちらになります。
https://kb.vmware.com/s/article/87088
【注意】VCSAのLog4Jの対応は、下記87081を見てください。
https://kb.vmware.com/s/article/87081
KB87088は、KB87081のワークアラウンドの一部として公開されていましたが、現状はリンクが消えています。
※KB87081は、頻繁に更新されており、今日見たら消えてました。。。
今回の投稿が12/22必須だったため、KB87088で一旦掲載しますが、まぎらわしいので、どこかでKB87081の内容に更新するかも。
■Apache Log4Jとは
ご存じの方も多いともいますが、攻撃がApache Log4jは、かなり影響範囲が大きな脆弱性です。
https://japan.zdnet.com/article/35181084/

■VMware関連のApache Log4J
VMware関連の対応状況は、優秀なvExpertの方々の情報が非常に参考になります。
(私も実務で活用させていただきました。ありがとうございます。)
https://blogs.networld.co.jp/entry/2021/12/12/210529
https://blog.tcpninja.net/entry/2021/12/12/173456
■HOLできること
vCenterをメンテナンスする場合、大まかにはこんな流れになるかと思います。
HOLが活用できるのは、2~4あたりです。
(本番環境のみで実施しようとすると、1からいきなり5に飛ぶことになるかと思います。)
本記事では、”2.2 vCenterへのスクリプト実行”をやってみます。
例. vCenterメンテナンス時の作業の流れ
|
No |
作業名 |
説明 |
できる〇 or できない× |
|
1 |
机上確認(ナレッジ、マニュアル |
作業内容、流れをマニュアルなどを使って確認 |
- HOLがなくても可能 |
|
2 |
評価環境で検証、影響確認 |
||
|
2.1 |
vCenterへの設定変更 |
SSHやブラウザからvCenterを操作 |
〇 |
|
2.2 |
vCenterへのスクリプト実行 |
外部からスクリプトをダウンロードして適用 |
〇 |
|
2.3 |
vCenterと連携するVMware製品への影響確認 |
該当する製品のHOLを探せば可 |
〇 |
|
3 |
vCenterの変更手順作成 |
コマンドや操作画面の画像入り手順を作成可能 |
〇 |
|
4 |
変更管理作成、変更管理承認(ITIL) |
||
|
4.1 |
変更対象確認 |
机上でも確認可能 |
- HOLがなくても可能 |
|
4.2 |
ユーザー影響、作業リスク |
机上確認だけだと不足※ |
〇 |
|
4.3 |
メンテナンス時間 |
〇 |
|
|
4.4 |
作業計画、切り戻し計画 |
〇 |
|
|
5 |
本番環境への実施 |
|
- HOLがなくても可能 |
※事前に影響確認、切り戻しの計画などしていないと予期せぬトラブルへの対処が困難になります。
■HOLでできないこと
外部からのパッチなどのバイナリの持ち込み、サードパーティ製品との連携などは試せないです。
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作業名 |
説明 |
できる〇 or できない× |
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評価環境で検証、影響確認 |
||
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vCenterへのパッチ適用 |
外部からパッチをダウンロードして適用 |
× |
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vCenterと連携するサードパーティ製品への影響確認 |
・バックアップ製品 ・セキュリティ製品 など |
× |
例えば、NSX-TのApache Log4Jの対応は、dpkgのパッケージをダウンロードする必要があり、HOLで確認できませんでした。(ほんとは、こちらを試したかった。)
NSX-T
https://kb.vmware.com/s/article/87086
”unified-appliance-log4j2-patch_3.1.3.6.0.19078151_all.deb”
https://kb.vmware.com/sfc/servlet.shepherd/version/download/0685G00000d7LrfQAE
■事前準備
今回はこのKBのPythonスクリプト(vmsa-2021-0028-kb87081.py)です。
https://kb.vmware.com/s/article/87088
https://kb.vmware.com/sfc/servlet.shepherd/version/download/0685G00000d7ovWQAQ
■VMware HOL への接続
1.HOLのURLにアクセスし、”Get Started”をクリック。

2.使いたいVMware製品の製品名を”Search all catalogs”に製品名を入れてください。
今回はVirtualization 101 を利用します。

3.“ENROLL”をクリック。

4.“Username”、”Password”を入力します。新規の場合は、”Register”をクリック。

5.”START THIS LAB”をクリック。

6.”Start Lab”をクリック。

7.Labが起動してきます。
今回は必須ではないですが、デスクトップ上の”README.txt”にアカウントとパスワードがまとまっているので、見ておいたほうが便利です。


■外部のPythonスクリプトをHOLへ持ち込み
実際に、PythonスクリプトをHOLに持ち込み実行していきましょう。
1.まずHOL環境で、エディタを起動します。(今回は、”Notepad++”を使用)

2.”Notepad++”で、”File”から”New”をクリックし新しいファイルを開きます。

3.次に手元のPCのテキストエディタで、vmsa-2021-0028-kb87081.py を開き、100行程度選択してコピーします。

4.VMware HOLで”SEND TEXT”をクリックし先ほどのテキストを貼り付けます。

5.これを繰り返していけば、HOL環境へスクリプトを持ち込むことが可能です。
テキストの貼り付けが完了したら、vmsa-2021-0028-kb87081.py をHOLのdesktopに保存します。

補足
・ちなみに、コピペは1時間ぐらいかかると思うので気長にやってください。
・エディタは、文字エンコードと行数がわかるものがおすすめです。
■vCenterに、Pythonスクリプトをコピー
pscpを使用して、vCenterに、vmsa-2021-0028-kb87081.pyをコピーします。
1.VMware HOLでコマンド起動

2.コマンドプロンプトで、次を実行します。
pscp Desktop\vmsa-2021-0028-kb87081.py root@vcsa-01a.corp.local:/tmp/

※PuTTyにroot@vcsa-01a.corp.localが保存されているからか、パスワードは求められません。
■vCenterで、Pythonスクリプトを実行
1.VMware HOL 上で、PuTTYを起動し、vcsa-01a.corp.local へ接続します。

2.SSH接続後、次を実施します。
cd /tmp/
"python /tmp/vmsa-2021-0028-kb87081.py"

質問には、Yを入力
以上で、スクリプトの適用は完了です。
■作業中の影響確認
ちなみに、適用中にブラウザから、vCenterへアクセスすると、一時的にアクセスできないことを確認できました。
作業による影響確認を本番環境への実施前にHOLで確認できるので、評価環境の準備が難しい方にはおすすめの使い方だと思います。
・適用前

・適用中

・適用後

【1分で語るラボコン】vExperts Advent Calendar 2020
この投稿は vExperts Advent Calendar 2020 の20日目の記事です。
今回は、VMWORLD 2020 JAPANでのVMUGセッション【1分で語るラボコン】をご紹介します。
■【1分で語るラボコン】とは?
VMWORLD 2020 JAPANのDay3(11/12)に開催したVMUG セッションです。

もちろん、オンラインでの開催となり、VMWORLD 2020 JAPANにご登録頂いていればどなたでも参加できるZoomオンラインミーティングで開催させていただきました。
■一番のポイント
作成者のこだわりに非常に強いHomeLabについて”1分”という超短時間に濃縮頂いて、自慢のポイントを熱く語ってもらったことです。
また、この企画はVMUGでも今回が初のイベントとなり、最後にセッション参加者による投票でNo1を決め、初代優勝者にはトロフィーも贈呈しています。
■コンテスト参加者特典
発表頂いた方には、こちらのVMUG2020パーカーを送らせていただきました。

■オンライン開催について
コンテスト参加者とセッションを聴講頂いた方々に、オンラインで参加頂きました。
リーダー3人は進行上、万全の感染症対策を実施し配信会場に集まり、1名は回線のバックアップも考慮し別の会場から配信しました。

■LabCon参加者と発表内容
総勢10名の方にコンテストに参加頂きました。
発表資料は、VMUG.COMに掲載していますので、 興味のある方は参照してください。
Log in to VMUG - VMUG Communities
# 参照は、VMUG.COMへの登録(無償)が必要です。
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コンテスト発表者 |
発表内容(私の所感で書いています) |
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省スペース、低コスト、破壊し放題 |
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2 五十嵐 さん 成城大学 |
ラズパイ&NUCネタ |
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3 渡辺さん SB C&S |
Intel NUC Gen 6 ~10 + Nested ESXi |
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4 山崎さん NECソリューションイノベータ |
VMware Workstation + Nested ESXi ネタ |
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5 坂井さん Dell Technologies |
OptiPlex 7050 ネタ |
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6 鈴木さん ビッグローブ |
ノートPC+VMware Workstation |
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7 皆川さん パスコ |
AMD & ストレージ&ラズパイ |
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8 木村さん 三菱地所コミュニティ |
世界で一番美味しいサーバ |
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我が家の一番小さいvSphere Enterprise Plus 環境 |
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10 島村さん JGC |
GPU検証最前線 |
■優勝者
栄えある初代優勝者は富士通クラウドテクノロジーズの今井さんです。
ダントツ1位で、今井さんが選ばれていました。
コンテストに参加した私からみても、1分という短時間の中でも重厚感のあるHomeLabを魅力的、簡潔にご紹介いただき、納得の第1位でした。

今井さんのHomeLabを活用された評価検証結果はブログでも紹介されていますので、非常に参考になる内容です。
https://imaisato.hatenablog.jp/category/vExpert
■私の発表
私の発表は、HomeLab初心者向けの内容で、以前ブログでも紹介したノートPCにESXiを入れた環境から、デスクトップPC+VMware Workstation Proに切り替えていたことを紹介しました。
【旧環境 2019/5】

【新環境 2020/10】

作った感想としては、VMware Workstation Pro 上に、Nested ESXiでインストールするのは、かなり楽です。
物理でそろえていくと機器が増える(サーバ、スイッチ)ので、置き場所や電源、配線など、部屋も散らかるし、お金もかかります。
VMware Workstation Proは、ライト層には、非常に魅力的だと思います。
私の環境の詳細は2021年1月のVMUGでも発表する予定です。
VMware Workstation Pro
ちなみに、VMUGの有償会員(VMUG Advantage) の特典で、VMware製品の評価ライセンスを、年間を通して利用することができます。
もちろん、WorkstationProも、ESXi、vCenterなどもそこに含まれています。
VMware関連のHomeLabを作成しようと思っている方は、VMUG Advantagの活用すると良いかもしれません。
VMUG Advantage (年間200ドルですが、10%引きcouponをよく配布しています。)
(ほかにも、VMware関連教育も割引などたくさんの特典もあります。)
■【1分で語るラボコン】の全体の感想
全体的は感想としては、リーダーもネタ枠で参加させていただきましたが、ガチ勢の方が非常に多く、かなり充実したセッションだったと思います。
特色としては、SIerの方のHomeLabは、実務で重要な検証もそこでされている印象で、かなり気合が入った環境やバリエーションに富んだ環境が多かったです。
(今日は短いのでこの部分だけお話しますという発表が多かった。)
一方、ユーザーは、ライトな環境が多い印象でした。ユーザー部門なので実運用している環境に近い検証環境は自社内で準備している方も多いのかなと思います。
どちらかというと、趣味として触ったり少し乱暴な評価をしたりするための環境と言う印象でした。
今回、1分という短い発表でしたので、2021年1月のVMUGミーティングで、タイミングの合う登壇者には、少し掘り下げて発表頂く予定です。
2021年1月のイベントも含め、VMUGの各種イベント情報はこちらのVMUG.COMに掲載していきます。興味のある方はこちらもご確認ください。
2020年12月のトップページは、VMUGサンタとわっふるんのコラボです。
(毎年年末は使うかも?)

おしえてネットアップ 1限目 waflen|NetApp【ネットワールド】
VMUG Member Party (無償)の登録方法
■VMUG Member party (無償) 9/29 2:00 - 12:30
今年のVMworld関連イベントはさらにすごいです!例年VMworldの前日に開催されるVMUG Partyにバーチャルで参加できます。しかも、すでに、ログインして遊べる状態で無償です。
先日、少し遊びましたが、踊ったり、ボートを運転できたりと、結構楽しいです。


日本時間だとこの時間に大きなイベントがあります。
2020/09/29(Tue) 02:00- 03:30 Keynote
2020/09/29(Tue) 10:00- 12:30 Special Guest Sanjay(VMware COO)
https://www.vmware.com/jp/company/leadership/sanjay-poonen.html
(CSTで時差を計算しています。たぶん合っているはず。。。)
Sanjayが来てくれる 09/29(Tue) 10:00- 12:30 の時間は、日本からも参加しやすいので、
都合のつく方は少しの時間でも良いのでぜひ参加してもらえるとうれしいです。
■事前注意事項
本手順を実施するにあたり、注意事項が3つあります。
・バーチャルイベント参加にあたり、専用アプリケーションのインストールが必要です
・ウィザードに沿って進めるとWindows Firewallの設定変更が求められます (Macも?)
・バーチャルイベントは3Dのアバターで参加するので少し重たいかも。
私の4年前のノートPCでもちょっと重いかなぐらいで動いてはいます。
■参加登録
1.こちらのURLにアクセスし、一番したの[REGISTER NOW]をクリックします。
https://vmworld-member-party.eventfarm.com/app/pages/0f417bac-2d2e-49cd-888b-bfe74b09824c

2.氏名などの情報を入力します。

3.[I understand ~]にチェックを入れ、[COMPLETE REGISTRATION]をクリックします。

4.入力したEmailアドレスにメールが配送されます。

5.メールの[Create an Account and Download]をクリックします。

6.ログインするためのパスワードを設定します。

7.パスワードが正常に登録されたらアカウントがされますので、使っている環境に合わせて、赤枠のMac or Windowsのアイコンをクリックします。以降はWindowsで説明します。

8.[VirbelaSetup.exe]という実行ファイルがダウンロードされますのでダブルクリックしてください。

次の警告が出た場合は、[詳細情報]をクリックします。

[実行]をクリックします。

9.[NEXT]をクリックします。

10.[NEXT]をクリックします。

11.[Install]をクリックします。

12.[Finish]をクリックします。

そうすると、ダウンロードが始まります。(約660MB)
回線速度にもよりますが、私の環境だと、5分ほどでダウンロードされました。

13.しばらく待つと、[VMUG Virtual Configuration]が表示されますので[Play]をクリックします。必要に応じて画面サイズを小さくしてください。

14.registrationで登録したメールアドレスとパスワードを入力し[Login]をクリックします。

15.ログインできたら完了です。
(初回ログオンの時はアバターの設定画面になると思います。)

以上で、VMUG Member Partyの登録は完了です。
日本時間のこの辺でログインすれば人が集まっていると思いますので、あとは流れに従いましょう。メッセージでどこに集合するとか出るかと思います。
2020/09/29(Tue) 02:00- 03:30 Keynote
2020/09/29(Tue) 10:00- 12:30 Special Guest Sanjay(VMware COO)
VMworld2020 レジストレーション手順
■VMworld 登録(無償) 9/29 - 10/1
いよいよ来週は、VMworld2020の開催です。
今年はなんと言っても
「オンラインでどこからでも気軽に参加できる」、「無償なので、誰でも参加できる」良いことづくめの非常に魅力的なイベントとなっています。
多くのセッションがあり、私も見切れてないですが、現地の夕方の時間は、日本の早朝から朝になるので、徹夜しないでも、本場のVMworldを体感できると思います。
登録方法やセッションの申し込みが英語で分かりづらい面もあると思いますので、今回は簡単に登録方法をご紹介します。
10分~15分程度あれば登録できるかと思います。
多少の誤入力などは気にせずバシバシ登録しましょう!
1.サイトへのアクセス
https://www.vmworld.com/en/index.html?src=af_5f2d7cfc703e3&cid=7012H000001xDgF
右上の[Register]をクリックします。

2.[Create one here]をクリックします。

3.[Email]など必要情報を入力し[Submit]をクリックします。

4.入力したEmailにメールが配送されます。

5.メールを確認し[Active Your Account]をクリックします。

6.[Login]をクリックします。

7.必要情報を入力し[Update]をクリックします。

8.Registration情報を入力し、一番下の[Save and Continue]をクリックします。

9.[VMworld2020 General Pass]にチェックを入れ、一番下の[Submit Oder]をクリックします。

10.お疲れさまでした。次の画面が表示されたらレジストレーション完了です。
セッション登録される方は[Continue]をクリックします。

11.スケジュールの登録は、[View the Content Catalog]をクリックします。
12.参加したいセッションは、検索ウィンドウで探すか、左側のカテゴリで探すのがお薦めです。参加したいセッションが見つかったら[ADD TO SCHEDULE]をクリックしてください。[JOIN WAITLIST]となっているものは、すでに申し込みがいっぱいのため、参加できないかも。。。


また、例年VMworldの前日に開催されていたVMUG Party も今年はバーチャルイベントで開催します。
https://vmworld-member-party.eventfarm.com/app/pages/0f417bac-2d2e-49cd-888b-bfe74b09824c
日本時間だとこの時間で大きなイベントがあります。
2020/09/29(Tue) 02:00- 03:30 Keynote
2020/09/29(Tue) 10:00- 12:30 Special Guest Sanjay(VMware COO)
アバターを作れて結構おもしろいです。
こちらの登録方法も次回公開しようと思います!