Tintricity 2019 Tokyo
2019/05/23 に開催されたTintricity 2019 Tokyoにて、登壇者としてパネルディスカッションに立たせて頂き、VMUGの紹介もさせて頂きました。Tintriさんありがとうございました。
当日の発表内容や様子は、こちらのURLにも掲載されています。
Tintricity 2019 ティントリユーザーの集い【東京】
https://tintri.co.jp/events/tintricity-2019-tokyo/
Tintri by DDN Facebook
当日は、120名ほどのキャパシティの会場でしたが140名ほどの参加者に来ていただき、少し緊張しながらですが、楽しく登壇させて頂きました。
また、VMUGメンバーの皆様もブースボランティアの参加と共にVMUGの宣伝活動にご協力頂きありがとうございました
余談ですが、登壇者の懇親会、DDN 代表 ロベルト・トリンドル さんから仮想化専用ストレージと違った視点でのストレージ、ネットワーク、データマネージメントに関して貴重なお話を聞けたのも非常に刺激を受けました。
■当日のアジェンダ
-13:30-13:50「Tintri by DDN ビジネスアップデート」
Tintri by DDN, ワールドワイド セールス&マーケティング バイスプレジデント, フィリップ・トリコビク
-13:50-14:20 ゲストセッション「デジタルビジネスの基盤を築くVMwareの最新テクノロジー」
ヴイエムウェア株式会社 テクノロジーアライアンス担当部長 森田徹治様
-14:20-14:40 事例「本番環境に必要なストレージシステム」
大学共同利用機関法人 自然科学研究機構 岡崎情報ネットワーク管理室 大野人侍様
-14:40-15:00 事例「太陽生命スマートワークを支えるTintri」
T&D情報システム株式会社 IT基盤管理一課 マネージャー 谷口暢哉様
-15:00-15:35 事例「TKCのクラウドサービスを支えるTintriのフル活用」
株式会社TKC システムエンジニアリングセンター クラウド化推進部長 三坊鉄平様
-15:50-16:50 「Tintriユーザーが本音で語るパネルディスカッション」
NECソリューションイノベータ株式会社 山崎国弘様
TIS株式会社 船窪聡様
三菱地所コミュニティ株式会社 木村温様
16:50-17:50 「Tintri by DDN最新技術動向」
Tinti by DDN, プロダクトマネージメント シニアデイレクター トマー・ハガイ
18:00-19:30 懇親会 ご協力パートナー様より仮想化・プライベートクラウド関連情報のご紹介
・Arista Networks・NVIDIA・UPSソリューションズ ・Veeam・VMUG(VMwareユーザ会)
■VMUG ブース
VMware ハンズオンラボ Japan チャンピオンシップ @EVOLVE
2019/5/24 VMware EVOLVE で開催されたハンズオンラボチャンピオンシップにVMUGチームで参加してきました。
結果としては、 チームメンバーに恵まれ、なんとか準優勝できました!(1位との時間差が半端なかったですが。。。)
■事前説明会
事前説明会として5/14にVMware Japan(浜松町)で、大会の概要について説明があり、またその時集まった挑戦者で写真を撮りました。
VMware EVOLVEのサイトに【挑戦者】としても写真を掲載頂きました。
https://vm-event.jp/evolve/exhibit/#handson
■ハンズオンラボチャンピオンシップとは?
ハンズオンラボチャンピオンシップは、vForum 2019 Singapore で初めて開催されたイベントで、日本では、今回が初の開催となります。今後のVMworldや、日本のvForumでも開催する予定があるそうです。
■1ラウンドごとの対戦方式
4チームが同時に、vSphere、vSAN、NSXなどのカテゴリーのタスクを3つクリアするタイムを競います。後ろに審判が控えていて、1タスク終了するごとに成否を判定されます。3タスクを早くクリアした上位2チームが次のラウンドに進むことができます。
■出題されたタスク
私は、かなり時間をとってしまった手前たいそうなことは言えませんが、高度な知識、技術が必要なタスクは出ませんでした。(テンプレートからクローンをしたり、vSAN組んだり、論理スイッチ作ったりなど)
ただ、人と競いあうということで、焦ったり迷ったりがあるため、事前に関連した操作をHOLなどできっちり学習しておいたほうが良いです。
■予選、決勝
今回の大会では全8チームが出場したため、予選ラウンドが2回(1回ごとに4チーム)行われ、1ラウンド目、2ラウンド目を勝ち抜いた上位2チームで決勝を行いました。
■感想と振り返り
まず、最初に思ったのは、「意外と面白いし、悔しいので、次もチャレンジしたいな!」と思いました。
結果が準優勝ということで、良い感じに見えなくもないですが、1位との時間差が10分以上あり、残り3チームでのデットヒートになりました。
どこで時間がかかったかというと、「他チームと競い合うことに焦り、問題をよく読まない」、「HTML5クライアントだとどこで設定するかわからない」、「どっかで見たことがあるけど、どこで設定するか、わからない。」などでした。
この辺は、HOLなどで事前に学習し当日焦らず対戦に臨める体制を整えるのが良いかと思いました。
次回こそ、1位を目指していきたいと思います!
PowerCLI 11.2のインストール
2019/6のVMUG仮想インフラ部会のネタ作りも兼ねて、10数年ぶり自宅のパソコンにESXiをインストールしホームラボを構築しはじめています。
ホームラボ構築中に、"自宅でもPowerCLIも使いたい”と思い、自宅のWindows10ノートPCに、PowerCLIを入れてみました。そのときに“気になったこと”、“インストール手順”をブログにまとめました。
■バージョンについて
仕事ではPowerCLI5.5~6.5を使う機会が多いですが、せっかくなので最新の11.2を入れることにしました。
少し驚いたのがバージョン番号です。PowerCLI 6.5までは、ESXiのバージョンに似た採番でしたが、いきなり10.x以上になりました。(6.5.4の次が10.xになるようです。)
この理由ですが、VMwareさんのブログを見るとPowerCLIのリリースから10周年ということと、PowerCLIの名称をvSphere PowerCLIからVMware PowerCLIに変更しvSphere以外のVMware製品を管理できるようにしていくため、変えたようです。
https://blogs.vmware.com/PowerCLI/2018/02/powercli-10.html
(Linux版PowerCLIも今度試してみます。)
■インストール方法
インストール方法もより簡単になりました。従来までは、exeをダウンロードし実行する形でインストールしていましたが、PowerShellのInstall-Moduleコマンドレットからインストールできるようになりました。
https://www.powershellgallery.com/packages/VMware.PowerCLI/11.2.0.12780525
■インストール手順
実際のインストール手順はこちらになります。
1. 管理者モードでのPowerShellの起動
[スタート]で右クリックし[Windows Powershell(管理者)]をクリックします。
2. Install-Module コマンドの実行
PowerShell上で、次のコマンドレットを実行します。
Install-Module -Name VMware.PowerCLI
実行後、”Nuget プロバイダー”、”信頼されていないリポジトリ”は”Y”を選択します。
[実行イメージ]
すでに、PowerCLIが導入済みの場合は、次のコマンドレットでバージョンアップできるようです。
(私の方では未検証です)
Update-Module -Name VMware.PowerCLI
以前からPowerShellを使っていた環境であれば、すでに設定済みのため不要かもしれませんが、PowerCLIのコマンドレットを使うにあたり、PowerShellのセキュリティポリシーも変更していく必要があります。
1. セキュリティポリシーの確認
PowerShellコンソールで、次のコマンドレットを実行します。
Get-ExecutionPolicy
※デフォルトの“Restricted”だとPowerCLIが実行できません。
2. セキュリティポリシーの変更
PowerShellコンソールで、次のコマンドレットを実行し、セキュリティポリシーを” RemoteSigned”に変更します。
Set-ExecutionPolicy -Scope CurrentUser RemoteSigned
“実行ポリシーの変更”は、”Y”を選択します。
ポリシーの種類や動作の違いについて知りたい方はこちらが参考になると思います。
https://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/0805/16/news139.html
■PowerCLIの動作確認
最後に、PowerCLIのインストール、PowerShellのセキュリティポリシーの変更が正常に終わっていることを確認する意味もかねて、PowerCLIのバージョンを確認します。
Get-PowerCLIVersion
成功すると次のように表示されます。
セキュリティポリシーの変更がされていない場合、次のような表示となり実行できません。
2019/4 の VMUGでの活動と今後の予定
4/5と4/16,4/17のVMUG関連の活動を"VMUG Japan"のページにて紹介しています。
#末尾に@mt9276とある記事は、私の投稿(もしくは編集)した記事です。
■4/5 2019年度第1回仮想インフラ部会
■シンガポール ネットアップオフィスでのVMUG活動紹介
本ブログでも改めて4月の活動を書こうか迷いましたが、変わり映えしない内容となるためやめました。
■今後の活動
私がVMUGで主に活動している仮想インフラ部会ですが、次回は 6/28 でテーマは"評価環境、評価検証方法"で開催します。会場はパソナグループさんのオフィスをお借りする予定です。
参加の受付は、5月下旬ぐらいからVMUG.COMで始める予定です。
仮想インフラ部会の活動を含め、VMUG JAPANのイベントは、こちらに掲載しています。
"VCP 2 年の再認定要件の撤廃"について確認
記念すべき最初の投稿は、”VCPの有効期限”についてです。
2019年2月上旬に、“2 年の再認定要件の撤廃”という発表がされました!
「VMwareさん、良い判断をしてくれた」と、職場の同僚たちとも話していましたが、特に調べもせず1か月ほど経ってしまったため、私みたいに”既にVCP有効期限が切れてる人はどうなるの?”、 “期限が切れてる人は、いま(2019/3/10)はどんなステータス?”を、調べた結果をまとめました。
■既にVCP有効期限が切れてる人は?
まず、ググってみるとVMwareさんのブログで、ドンピシャなものがありました!
私が知りたかった"既にVCP有効期限が切れてる人はどうなるの?"の答えは、
"2019年4月にステータスが Never に変わり有効な資格となる"のようです。
VCP – 2 年の再認定要件の撤廃
https://blogs.vmware.com/jp-education/2019/02/06/recertremoval/
■期限が切れている方の現在のステータスは?
2019年4月以降にかわるということなので、4月にまた確認しますが、現状どう見えているかが気になったため確認しました。
結論から書くと2019/03/10時点では、やはり”Never”にはなってないです。ただ、明確にExpireしてる表記は見つからなかったです。
※2019/05/06 追記:一か月ほど待ちましたが3月と表示は変わってないです。"Never"にはならないのかも。
ステータス確認は、次の手順で行いました。
1. myLearnにログイン。
2.右側のmyTranscript をクリック。
3. 有効期限の確認
myTranscript に、以前は、「Valid through」という名称で期限があったと思いますが、現状、私の画面では消えています。
ただ、上部に「VCP Certifications are now accompanied by an expiration date. Learn more」と、書かれているので、期限はあるようです。
ちなみに赤枠でかこった”Learn more”がハイパーリングとなっているため、クリックしてみると、ページがなくなっているようです。
■VCP2019について
今回、VCPについて、改めて確認したところVCP2019についても触れたほうが良いかと思い、当初の予定外ですがこちらについても書きます。
私は恥ずかしながら、調べるまでVCP2019について、全く認識していませんでした。。。
簡単に書くと、2019/1/16 以降に”VCP6.5-DCV”に合格された方は”VCP-DCV 2019”の資格を取得したことになるそうです。(従来は”VCP6.5-DCV”を取得したことになりました。)
これだけだと、「名称変わっただけ?」って思いますが、1/24にリリースされた”VCP6.7-DCV”の試験に合格しても”VCP-DCV 2019”になります。
また、2020年に合格すると”VCP-DCV 2020”になるそうです。
VCPの有効期限撤廃も含め、いろんな背景があると思いますが、受験する方が気を付けなければならないポイントは、「新しい試験のリリースがされた 4 ヶ月後には、古いバージョンの試験はリタイアされる予定(仮)」だと思います。
”VCP6.5-DCV”の勉強をして、いざ受けようと思ったら、もう受験期間終わってました。というのことがありえるということです。従来の試験体系でも受験出来る期間はありましたが、4か月のような短い期間ではなかったかと思います。
今後の動き次第ですが、もし予定通り進むと、”VCP6.7-DCV”のリリースが1/24なので、”VCP6.5-DCV”は、4か月後の5/24に受けれなくなるということかと思います。
※2019/05/06 追記:”VCP6.5-DCV”のリタイアは、August 30, 2019 だそうです。
https://blogs.vmware.com/jp-education/2019/04/26/vcp-vcap-retire201904/
これからVCP2019を取得される方は、計画的に勉強と受験を進め、ぜひ合格することを願っています。
詳細を知りたい方は、私が参考にしたVMwareさんのブログをご確認ください。
新しい VCP バーションは 西暦 2019 で
https://blogs.vmware.com/jp-education/2019/02/06/newvcp2019ver/
VCP 2019 へのアップグレード
https://blogs.vmware.com/jp-education/2019/02/07/vcpupgrade2019-diff/